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当院の一経穴鍼療法

当院の鍼療法は、まず患者様の両手首の脈を見させて頂きます。
脈の所見から、施術に適した右又は左の背側手首の一穴を用います。

その運用については、手首の脈を診ながら

①脈診による診断に沿って、適切な黄色色紙の枚数と形を選び、それを患者さんの右側又は左側の皮膚上に置きます。

②①の状態で、手首の一穴を厳密に取穴し、「胃の気の脈 」に変化したとき、皮膚のツボから一定の距離に鍼先を置き、患者さんの吸気時又は呼気時、或いは間気時(吸気と呼気の間)に素早く補法で抜鍼します。

③鍼施術終了の目安
穴への刺激で、気血が全身を循るには約29分間を要すると言われます。当院では、施術後20分間後の検脈で《胃の気の脈》に改善した事を確認して終了します。

鍼施術終了の目安は、脈状の堅さが消失して柔かく、力がつき、滑らかに流れる《胃の気の脈*生命力、或いは治癒力の目安となる》になっている事を確認して施術を終わります。

同時に施術前・後の生命体の変化や施術効果の確認の目的で、声の調子、目の力、顔色や皮膚の色艶、お腹の弾力、舌の所見、手足の冷え・熱の程度、患部や首・肩の筋肉の緊張度の程度を拝見しております。

こういう症状の方に喜ばれています

〇症状が一進一退で、仕事に集中できない、或いは日常生活に支障をきたしている(西洋医学での効果が芳しくない)。
〇癌再発を繰り返し(全身癌など)、不安な日々を送っている方。
〇薬が合わない方。或いは、西洋医学治療中に重大な副作用が出現の場合。
〇骨折処置後の炎症軽減目的、又は後遺症予防(早期回復目的)
〇できれば手術を避けたい、手術前に鍼療法を試したい(癌や重篤な腰椎ヘルニアなど)。
〇難病や膠原病の類で、長期間の薬服用の不安、又は徐々に悪化している状態の方。

【治癒、又は寛解した事例】
*下記の事例は、鍼療法継続中や改善徴候を呈しながらも患者さんの諸事情で中止した例もあります。
癌疾患の事例は、全て当院での単独鍼療法で治癒、或いは体力増強と共に症状軽減して継続治療中の方です。
*鍼施術後の改善状況は、病の軽重に合わせた施術の頻度、長期の薬剤服用や癌の標準治療中の有無などにも左右されます。
抗がん剤治療中と鍼療法との併用の場合は、生命力UPに抵抗があり、病変の改善にも抵抗を認めます。
*ご自身の気質や悪い生活環境の見直しなども、快復力に繋がる事をお伝えいたします。

皮膚疾患 帯状疱疹(ヘルペス後遺症の痛みも含む)、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、接触性皮膚炎、化膿、コリン性蕁麻疹様症状、溶血性連鎖球菌感染性全身発疹、皮膚や爪の水虫、皮膚のシミ、脱毛症、 皮膚瘢痕(手術後、怪我の後)、白斑症、
婦人科疾患 子宮内膜症、生理不順、子宮筋腫、不妊症、慢性子宮脱、乳腺症、子宮ポリープ、不妊症、不育症、逆子など
耳鼻科疾患 中耳炎、蓄膿症、花粉症、鼻炎、突発性難聴、メニエル氏病など
内科疾患 更年期症状、うつ症状、大腸ポリープ、膵嚢胞、気管支喘息・咳喘息、初期の心筋梗塞、高血圧症、絶対的手術対象の徐脈性不整脈、僧帽弁逆流症、初期の慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病及び合併症による目の障害や皮膚潰瘍など。
眼科疾患 麦粒腫、散粒種、緑内障(眼圧亢進性や視神経萎縮性)、霧視、仮性近視
歯科 歯痛、抜歯後の感染予防及び鎮痛目的、顎関節症、歯肉炎など
外科・整形外科疾患 膝関節症による腫れ・水腫、五十肩、ムチウチ症、腰痛や寝違え(首の痛み)、腱鞘炎、ガングリオン、粉瘤(アテローム)、重度の腰椎椎間板ヘルニア、虫垂炎、捻挫、打撲、おでき、瘭疽、局所的な化膿や感染性炎症、良性腫瘤、痔核、坐骨神経痛、局所の火傷、骨折の早期治癒目的、腰部脊柱管狭窄症、顔面神経麻痺(末梢性)など
泌尿器科 尿道炎、膀胱炎、前立腺肥大による尿線細小や頻尿、尿失禁、慢性前立腺炎(感染性、自己免疫性)の痒み・痛み
薬の副作用や手術や放射線照射後の後遺症 レントゲン照射後の食道狭窄 (飲食物の通過障害)、乳癌手術後の上肢リンパ性浮腫、薬剤性間質性肺炎、抗癌剤後遺症による手足のしびれ・口内炎、手術後の皮膚瘢痕
自己免疫性疾患(膠原病)や難病 関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)、レックリングハウゼン氏病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン症状、脊髄小脳変性症、原因不明の間質性肺炎、皮膚筋炎様症状、原発性胆汁性肝硬変
癌疾患 肺腺癌ⅢA、大腸癌、胃癌再発、舌癌、乳癌再発(転移性)、癌手術後の全身癌
その他 食欲減退、体重減少、肥満、冷え性、易疲労、肩こり、不眠症、高齢者の軽い認知症、排便状態不良(便が固い、又は軟便)、高齢者の嚥下反射の低下、褥瘡、廃用性機能障害、